2015年10月04日
山の幸を求めて(山ぶどう、コクワ、マタタビ) - 果実酒造り 2015 プロローグ
朝の天気予報では曇り一時雨・・・・
それでも 落ち葉が舞う前に今一度釣りがしたい。
そんな思いで沙流川水系へと国道274号線を走る。
紅葉山から日高町へ向う道すがら 国道脇の樹木には
赤く紅葉した山ぶどうの葉や黄色くなったコクワの葉が見える。
注意深く観察するとそれらの果実を見つけることも可能だ。
(道路脇や川岸にあるものは日当たりがよく甘いんだろうなぁ~)
沙流川 到着。
「橋の上から川を眺める」
なんと、川は増水、濁りあり・・・・
「増水、濁りあり」
一応、それなりの身支度を整え いざ、キャスト。
釣れない、さっぱり釣れない・・・・
20分続けたが、まったく釣れない。
(釣りにならねぇ~)
フライのキャスティングだけで本日の釣り?は終了。
ま、いっか! こんな時もあるさ。
で、周りを見渡せば 川岸近くの林には 山ぶどう、コクワ、マタタビが・・・
しかも 手の届くところに・・・・
という訳で、今日のブログのタイトル
「山の幸を求めて(山ぶどう、コクワ、マタタビ) - 果実酒造り 2015 プロローグ」
(ちょっと長い前説になってしまった)
コクワの現況
「手の届くところにコクワが・・・」
「完熟ではないが食すことが出来る」
「赤みがかったものは少しばかり味が落ちるようだ」
「種子の並びはキーウィとまったく同じだ」
今の状況でもそれなりに美味しいのだが、完熟したものにはかなわない。
やはり 完全に熟さねば甘い匂いや味はおちる。
(熟していないものは甘い匂いはしない。)
完全に熟すのは10月中旬あたりかな・・・・
果実酒(あるいは生食)にするなら 甘い匂いを放ち、
味もキーウィと同じで 完熟したものを選ぶべきだ。 (と、思う)
◎ コクワについての雑学
◦ コクワとはサルナシ(つる性落葉植物)の果実をいう。
(つる性落葉植物→学術的には落葉蔓性木本と表記される)
◦ サルナシはマタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本で
雌雄異株または雌雄雑居性である。
◦ 動物の果実摂食による種子散布を目的として
完熟した果実は甘い芳香を放つのでは、と考えられている。
山ぶどうの現況
「この山ぶどうも手の届くところに・・・」
「山ぶどうも鈴生りだ」
今の時期でも食すことが出来るが やはり10中旬あたりが望ましい。
山ぶどうはジュースなどに・・・・
マタタビの現況
「熟すのはまだまだ先のようだ」
私の作るマタタビ酒は完熟したを使用している。
その理由は美味しいマタタビ酒を飲みたいからだ。
本来、マタタビ酒は虫えい果(虫こぶ)を使用するのだが、
私の知る限りでは見たことが無い。
(おそらく、北海道には虫こぶを作る昆虫がいないのであろう)
よって、完熟しオレンジ色になったマタタビを採集する。
(当然、薬効は期待していない)
今日の時点でも果実酒を作るのは可能だが、あえて私は完熟したものを選びたい。
いずれにせよ、私の果実酒造りは10月中旬あたりだろう。
その前にもう一度だけ釣りがしたいのだが・・・・・
来週は行けるかな?
Posted by mmc1282 at 21:27
│山の恵みで果実酒造り