2025年04月25日
山菜採り 2025 ③ 二度目のアイヌネギとアサツキ採り。今日はミツバも採取・・・
前回の山菜採り(アイヌネギ、アサツキ)から一週間。 もうアイヌネギも成長してる頃・・・・



















今日の午前中は何とか晴れそうなので、ちょっと早めに家を出て小向へと向かう。
「牧草地の緑は濃くなってきているのに コブシはまだまだ咲かず・・・」
今年はコブシの花が咲くのが遅れているようだ。
いつもなら この時期にはコブシの花が咲き アイヌネギも最盛期をむかえるのだが・・・・
「日当たりの良いいつもの場所で アサツキとミツバを・・・・」
「お~、ここのアイヌネギは成長しすぎだ!」
なんとまあ、一週間で随分と育ったものだ。
ま、葉の開ききったアイヌネギはお浸しかな?
「アサツキも大きくなってきた」
「大きく育ったアサツキを選んで 山菜堀りで根元から採取・・・」
アサツキはこれからが本番だ。もっと太く長く成長してくれれはいいのだが・・・・
「ミツバも少しだけ成長したかな?」
「ミツバの採取時期はもっと先なのだが ま、初物ってことで・・・・」
「丸太小屋近くの雑木林にはアイヌネギが・・・・」
ここにもアサツキやミツバがあるのだが 毎年のことながら生育が遅い。
あ、シイタケの原木もあったはず・・・・・
「ん~、シイタケは10円玉や500円玉サイズ・・・、採取は一週間後かな?」
「一週間後が楽しみなシイタケ ってオジさんに許可をもらわなきゃいけないけど・・・」
んで アイヌネギはというと・・・・
「この場所のアイヌネギは採り頃かな・・・・」
「この辺のサイズもいいかも・・・」
「この生育状況だど 来週も採取出来るかもしれない・・・」
「葉の開ききっていない小さいのは 天ぷら用に採取しておこうかな」
「極力 太いのを選んで っと」
ここのアイヌネギは来週も採取できるかも・・・・・
もっとも 滝之上の雪の残る山奥へと行けば 遅くまで採取は可能だが・・・・
でも 最近は クマが怖くて出かける気にならない。
んで 今日の収穫は・・・・
「今日の収穫はアイヌネギとアサツキ、そして今年初のミツバだ!!」
帰宅後は採取した山菜の下処理
「今食べる分以外は冷蔵庫へ・・・・」
「アサツキと葉の開いていない小さなアイヌネギは天ぷらに」
え~ そんなわけで 遅くなった昼食のおかずはアサツキとアイヌネギの天ぷらだ。
「アサツキとアイヌネギの天ぷら できました!」
これから先はアサツキやミツバがメインかな?
暖かい日が続けは ゴールデンウイーク末にはタランボ(タラの芽)も採取可能かも・・・・
2025年04月24日
愛しき山野草(2025)① アズマイチゲ、エゾイチゲ、キバナノアマナ他
4月も下旬となり 野山には色々な花が咲きだした・・・・
時には美しい花や可愛い花を 愛(め)でるのもいいだろう。
「コブシの蕾も少しだけ 成長したかな? って この写真では分からないか」
「今月末までにはコブシの花も咲くだろうか?」
今年は例年より10~14日ほど開花が遅れているようだ。
まあ、コブシに限らず アズマイチゲやイチリンソウなどもだが・・・・
・アズマイチゲ(東一華、学名:Anemone raddeana)
アズマイチゲはキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で野山ではいち早く花を咲かせる。
花弁状の真っ白な萼片(がくへん)を持ち 枯草の間から すっと花茎をのばしては
野の一面に 我が春とばかりに咲き誇る。
「道路脇にはアズマイチゲが・・・・」
「一面に広がる満開のアズマイチゲ」
「今は葉も開き 今が春とばかりに咲き誇る」
「昔 洗剤のCMに輝く白さ・・なんてあったけど 今日のアズマイチゲも正にそれ!!」
「なんとも 眩しいほどの白・・・」
「アズマイチゲに交じってエゾエンゴサクが咲きだした」
「どうやら エゾエンゴサクも咲き始めたようだ」
んで、いつもの丸太小屋の所にも・・・・・
「この丸太小屋の周りにある雑木林には色々な植物が・・・・」
・キバナノアマナ(黄花の甘菜、学名:Gagea lutea)
キバナノアマナはユリ科キバナノアマナ属の多年草で 通り道の脇に数本が咲いていた。
「キバナノアマナは小さくて黄色い花を咲かせる」
「小さくて可愛い こんな黄色い花もいいかも・・・・」
「よく見るとユリの花に似ている・・・・って、ユリ科だったか」
「丸太小屋傍の雑木林にはエゾイチゲが・・・・」
・エゾイチゲ(蝦夷一華、学名:Anemone soyensis)
エゾイチゲはキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で ヒメイチゲにも非常によく似ているのだが、
葉の広さ(ヒメイチゲは葉幅が狭い)から 私はエゾイチゲと判断した。
道内には 春先に咲くイチリンソウ属が多く、アズマイチゲ、イチリンソウ、ニリンソウ、
ヒメイチゲ、エゾイチゲなど、とてもよく似た形状をしている。
またそれらの多くは 花びら(花弁)状の萼片を持つことでも知られている。
「雑木林の中 風の来ない日当たりのいい所にはエゾイチゲが咲く・・・・」

「花の直径は1.5~2センチほどで 白くて小さな花を咲かせる」
「エゾイチゲはヒメイチゲより葉幅が広いらしいのだが・・・・・」
「エゾイチゲ・・・・、白くて小さな花、花びら(萼片)の裏側は少しだけピンク色」
「花びら(花弁)状の真っ白な萼片は5~8枚と色々・・・・」
・オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢、学名:Veronica persica)
オオバコ科クワガタソウ属の越年草で、青くてとても小さな花を咲かせる。
今は咲き始めたばかりで 最盛期には青い絨毯を広げたような群生を見かけるかもしれない。
(見れたらいいな・・・・)
「小さくて綺麗な 青い花・・・・、オオイヌノフグリが咲き始めた」
「オオイヌノフグリ・・・、いつかは青い絨毯のような群生を見れればいいのだが・・・・」
「オオイヌノフグリの傍で咲く小さな白い花はハコベかな・・・」
いつも思う。 オオイヌノフグリなどという可笑しな名を何とかできないものかと・・・・
食べられる山野草・・・エゾノリュウキンカ(ヤチブキ)
エゾノリュウキンカは、キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草で水辺にて生育。
なんとこのエゾノリュウキンカもキンポウゲ科の植物(花の形状は似てるかも・・・)
道内ではヤチブキと称され、山菜の一種でもある。
「見に来るたびに 成長しているようだ」
「エゾノリュウキンカはまだ蕾・・・ 黄色い花が咲くのは5月の上旬かな・・・・」
おそらくエゾノリュウキンカが咲くのは5月上旬頃だろう。
黄色い花が咲く頃は愛(め)でてよし、食べてよし・・・・・だ。
さて、野に咲く花たちを紹介したので これからまた山菜採りに専念だ!!
2025年04月18日
山菜採り 2025 ② 今年初めてのアイヌネギ(行者ニンニク)とアサツキ採り
今日は朝から快晴。
天気予報では 土曜日曜ともに雨が降りそうなので 天気の良い今日は山菜採りへ・・・
「野山の雪はすっかり解け 牧草地には緑が広がる・・・」
「桜やコブシの花はいつ頃咲くのやら・・・・」
私の予想では 4月下旬にコブシの花が咲き、5月の上旬には桜も開花するのでは・・・、と思う。
来週あたりから(春の)シイタケも採取可能だろうし、もしかすると桜が開花する前に
アミガサタケも採れるかもしれない。
ゴールデンウイークが終わる頃には 桜の花も散り、 木々の芽吹きが始まれば タランボ採りだ。
5月の中旬を過ぎると ワラビやウドなどが採集時期をむかえる。
「ここも雪が解け 薄っすらと緑が・・・・」
日当たり良いこの場所ではクロッカスや福寿草が満開だ!!
「今は福寿草がなどが咲き誇る」
「福寿草の黄色は 春の温かさを感じさせる・・・・」
「春先の野を彩るのは やはりクロッカスかな?」
「水仙は蕾のまま・・・、隣には白の紫のクロッカスが咲き誇る」
さて ミツバやアサツキは・・・・・
「茎が全然成長していない・・・。 ミツバはまだまだ先かな? 」
「アサツキもまだまだ先・・・・、でも長めのものを選んで採取しちゃおう!!」
「このアサツキはちょっと小さいか・・・」
まあ アサツキは長いものを選んで そこそこ採取。
後は 丸太小屋のある所へ行って アイヌネギ採りだ!!
「春先は生い茂る葉もなく 林の中は明るく見通しがいいのだが・・・・」
「この丸太小屋の右側には雑木林があり 小さな?小川も流れている 」
「雪もすっかり解けたので アイヌネギもそろそろいいかも?」
「アイヌネギが見えるかな?」
「お~、 いくらか成長しているではないか・・・」
「ん~、なるべく大きなのを選んで っと」
「おや これはかなり成長しているではないか」
「ちょっと小さい気がするがいいかな?」
「小さな流れの中にヤチブキ(エゾノリュウキンカ)」が・・・
「ヤチブキ(エゾノリュウキンカ)の採取はゴールデンウイーク頃かな?」
んでもって 本日の収穫は・・・・
「本日の収穫はアサツキとアイヌネギ」
帰宅後は採取したアイヌネギとアサツキの下処理だ・・・・
「根や土、ゴミなどを取り除き きれいに水洗い」
「アイヌネギは天ぷらや炒め物に・・・・」
「アサツキは酢味噌和えに・・・、一部は薬味として使用」
そんなわけで、今夜のおかずはアサツキは酢味噌和えに
「アサツキはさっと茹でて 酢味噌和えに・・・」
「今夜のおかずはアサツキの酢味噌和えと豆腐の山ワサビ和え」
さて 来週あたり(今月末?)から 山菜採りが本格化しそうな気配だ・・・