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2024年05月26日

アウトドア包丁(クリーバー、ブッチャー、ペティナイフ)の木鞘を作って野山へ!!

アウトドア包丁(クリーバー、ブッチャー、ペティナイフ)を野外で使おうとした場合、

既成のソフトケース(合成皮革)では転んだ時や包丁の出し入れの際 ケガをすることもある・・・

そうならないために DCM(ホーマック)で売っている安い木材で鞘(ケース)を作ってみた。

先週に何とか作り終え 山ん中で写真を撮って来たので チョッと自慢紹介しようと思う。

クリーバー、ブッチャー、ペティナイフ 01
                      「この木鞘(ケース)、なんとか様になってるでしょ」

私にとってアウトドア包丁とは ナイフや鉈としても使える包丁で、時にはブッシュナイフとしても

使用できる物だ。ならばこそ ナイフや鉈のようにハードなケース(鞘)が必要なのだ。

クリーバー、ブッチャー、ペティナイフ 02
                 「もちろん木鞘(ケース)にはベルトループなども付けてある」

クリーバー、ブッチャー、ペティナイフ 03
                   「木鞘(ケース)は本体のブレードの形状に合わせて作成」

これで 腰にぶら下げて野山を闊歩し、必要な時に包丁(ナイフ)を取り出すことができる。

ん~、やっぱりこれにもベルトハンガー取り付けようかな・・・・・、簡単に着脱できるし・・・・

クリーバー、ブッチャー、ペティナイフ 04
                      「ウォールナット製自作ハンドルもかっこいいでしょ!!」

クリーバー、ブッチャー、ペティナイフ 05
              「クリーバーナイフとブッチャーナイフにはフィンガーグルーブも・・・・」

以前紹介したように ハンドル(柄)はウォールナットで自作したものだ。

クリーバーナイフとブッチャーナイフにおいては タングを少しばかり削り、

フルタングに近いハーフタングとしてウォールナットのハンドル(柄)を取り付けた。

やはり アウトドアでハードな使い方をするならフルタングでなければならないのだ・・・

一般的な包丁においては タングのことを中子(なかご)と称し、

本通し(フルタング)、 背通し(ハーフタング) 、差し込み・焼き込み(ブラインドタング)、と

色々な中子の形状がある。 (やはり野外で包丁を使うにしても本通しが最適だろう)

クリーバー、ブッチャー、ペティナイフ 06
     「フィンガーグルーブとは指の溝のこと、時にはフィンガーチャンネルと呼ばれることも・・・」

私のは フィンガーグルーブとは言え 人差し指の部分だけ・・・・

これは振り回してもスッポ抜けしないよう しっかり指を掛けれるように作ってある。

まあ 言うなれば サブヒルトのようなものだ。

こうすることで思う存分振り回すこともでき 鉈やマチェットような使用もできるのだ。

クリーバー、ブッチャー、ペティナイフ 07
        「私のアウトドア包丁たち   クリーバーナイフ、ブッチャーナイフ、ペティナイフ」


◎ クリーバーナイフ    (元はHIROSHI高炭素ステンレス鉈、中古品を3200円で購入)

全長約33cm、刃渡り19.6cm、刃厚5.0mm、 重さは566gほど、

鋼材は5Cr15Movステンレス鋼を使用。

本来はクリーバーナイフと言う包丁だが フィンガーグルーブに指を掛けることができるので

鉈として使用することも可能だ。

ちょっと使用した感じでは ブレードが長すぎるような・・・、そんな気も。

クリーバーナイフ 01
                               「クリーバーナイフと木鞘(ケース)」

クリーバーナイフ 02
                「本来はクリーバーナイフという包丁だが 鉈としての使用も可能だ!」


◎ ブッチャーナイフ     (元はUtakiのボーニングナイフ、3200円で購入)

全長30cm、刃厚3mm、重さは372gで鋼材はCr15Movステンレス鋼だ。

刃厚は3mmほどあるが 中華包丁や菜切包丁としての使用はもちろん、

フィンガーグルーブがあるのでブッシュナイフ(マチェット)として 藪こぎでの使用も可能だ。

ま、メインは包丁なのだが・・・・・

ブッチャーナイフ 01
                                「ブッチャーナイフと木鞘(ケース)」

ブッチャーナイフ 02
     「ブッチャーナイフは包丁としての使用がメイン、時にはブッシュナイフとして使うかも・・・」


◎ ペティナイフ     (元はVGTEN ナイフ、 2099円で購入)

全長210mm、刃長105mm、刃厚4mm、重さ217g、 鋼材は5Cr15Movステンレス鋼。

この小さな包丁は刃厚が4mmと厚め、 形状デザインはまさしく秀逸なペティナイフ。

とは言え 似たような物にG・サカイのサビナイフなどがあるのだが・・・・

で、このデザイン形状はアウトドアナイフとしてもかなり優秀だ。

ペティナイフ 01
                                  「ペティナイフの木鞘(ケース)」

ペティナイフ 02
                          「やっぱ、このペティナイフって かっこいい!!」

ペティナイフ 03
                                   「アウトドアでも活躍しそう・・・・」


◎ 木鞘(ケース)の作成    (参考までに・・・)

木鞘(ケース)用木材 01
                             「鞘の材料はDCM(ホーマック)で購入

木鞘(ケース)用木材 0
                                       「エゾ松やヒノキを使用」

木鞘(ケース)の作成 01
                                     「こんな感じで 出来上がり」

木鞘(ケース)の作成 02
                       「木鞘(ケース)の形状はブレードの形に合わせて・・・・」

ベルトループ用の金具と工具など 01
                             「ベルトループ用の材料と金具、工具など」

ベルトループ取付 01
                                     「ベルトループの取付完了」

ベルトループ取付 02
                        「ベルトループの固定には木ネジと接着剤を使用」

木鞘(ケース)の塗装 01
                         「木鞘(ケース)の塗装は オイルステインを使用」

木鞘(ケース)の作成 03
                                           「これで出来上がり」







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