2024年10月25日
山の恵みで果実酒造り 2024 ② コクワ(サルナシ)酒造りと黒ぶどうジュース作り
もうすぐ秋も終わり。山のコクワは完熟し採取時期を迎える・・・・
そんな訳で 清々しい秋晴れの日には 小向でコクワ採りだ。
「こんな秋晴れの日には 小向でコクワ採り」
いつもの場所へとコクワ採りにやって来た・・・・
コクワも完熟し 生で食べても美味しい時期、久々にコクワ酒でも造ろうか・・・・
「いつもの場所で・・・って、あれ 下刈りしてあるぞ!!」
「はるか頭上にはコクワが・・・・」
「蔦を引っ張って揺らすと 熟したコクワが足元へと落ちる・・・」
足元にポトポトと落ちたコクワを ひとつずつ拾い上げて それを頬張る。
なんと美味しいことか!! (ただし 食べ過ぎると舌が痛くなるので注意)
んじゃ、手の届くものは片っ端から採っちゃおか・・・・
「お~!! コクワが鈴なりだ!!」
「これはまだ硬そうだよね」
「水分が抜けてシワシワになったのが美味しい・・・」
「少しだけ赤く色づいたのは 美味しくないかも・・・(完全に熟せば問題なし)」
「今年は、こんなもんでいいか!!」
「熟したコクワからは甘い匂いが・・・・」
帰宅後は余分なものを取って水洗い。
「採取したコクワは水洗いした後 水気を切っておく」
水気をとってから瓶に詰め、氷砂糖を入れたのち ホワイトリカーを注げば仕込みは完了だ。
「コクワ酒の仕込みが完了。あとは三カ月後と 六カ月後に味見(試飲)だ・・・」
「完熟したコクワは糖度が高いので 今回は氷砂糖を控えめに・・・・・」
ん~、あとは三カ月後か 六カ月後に味見(試飲)してから 中の果実を取り出すか・・・
黒ぶどうでジュース作り!!
先週 湧別のおじさんの所へ行き ブドウと梨を頂いてきた。
これはオジさんとこの庭で採れたものなのだが・・・・、それにしてもぶどうが大量だ!!
とてもじゃないが 私一人では食いきれない。
そんな訳で、今回はジュースでも作ろう・・・・
「湧別のおじさんから頂いた 梨と多量のぶどう」
まずは 多量のぶどうを水洗い。 一粒、一粒房からとって鍋へ投入。
後は火にかけ、煮込むのだ。
「洗ったぶどうはそのまま鍋へ・・・」
「火加減に注意し 果肉や種、皮が分離し 柔らかくなるまで煮込む・・・」
一日中 これを何度も繰り返し、多量に作った黒ぶどうジュースがこれ・・・・
「2リットルの容器に2本も作っちゃった・・・・」
「天然果汁100%の自家製黒ぶどうジュース」
残りの梨やブドウも良く洗って・・・・・。もちろんこれらは生食用だ。!!
「段ボール箱いっぱいに入ったぶどうの中には茶ぶどうも・・・」
「オジさんとこの庭で採れた黒ぶどうだけど とっても美味しい!!」
「少しだけ茶ぶどうも・・・・、これもうまかったゾ!!」
「やっぱし 北海道の梨といえばこれ!! 品種不明だけど・・・・」
この梨は 古くから農家の庭などで植えられていたもので、昔 親の実家(小向)にもあった。
この品種は不明だが、10月の中旬頃には黄色く色づいて とても美味しくなる。
ただ 植えっぱなしで手入れなどもしていないので 虫食いの梨も・・・・
ん~、とっても美味しくて それでいて 懐かしいような・・・・・
あれから三カ月、カリンズ酒とグスベリ酒はどうなった・・・・・
「7月末に仕込んだカリンズ酒とグスベリ酒はもうそろそろいいかな?」
7月末に仕込んだカリンズ酒とグスベリ酒、三カ月も経つと果実の色は抜け
ホワイトリカーにはその果実の色が・・・・・
さて お味の方どうかな。
「カリンズ酒とグスベリ酒・・・・ とっても綺麗な色合いだ!」
何とも綺麗な色。 味の方も私好みかも・・・・・
もう少し寝かせてから 中の果実を取り出すかな。
(毎度のことながら 試飲している内に 六か月後には無くなっているんだけどネ!!)
「二年前に造ったコクワ酒、もうすっかり忘れていたのだが・・・・」
今回 押し入れの中ですっかり忘れられていたコクワ酒を見つけた。
こちらのコクワ酒も試飲みよう
「熟成されていて美味しいのだが ちょっとばかり雑味が・・・・」
ん~、果実を入れっぱなしだと 少しばかり雑味が混じる。
熟成されていてとても美味しいくなっているのだが・・・・・
私の釣りシーズンも終わり(今年の釣行回数はとても少なかったが)、
今日の果実酒造りで 実りの秋も終わりを告げる・・・・・
さて、来月からは何をネタにしようか・・・・ 悩ましい所だ。
Posted by mmc1282 at
16:06
│山の恵みで果実酒造り
2024年07月26日
山の恵みで果実酒造り 2024 ① 夏の果実、カリンズとグスベリで果実酒造り
北海道の夏の盛りに 美味しい実をつける樹木がある。
それは グスベリやカリンズ、グミだ・・・・
それを小向のオジさんとこで採取してきた。
「ここの雑草は伸び放題、もう1メートルほどに・・・・」
春先 ここでアイヌネギやミツバ、アサツキなどを採取していたのだが
今では全て雑草に埋もれ その姿を見つけることは容易ではない。
まあ、グスベリやカリンズ、グミなどは低木なのですぐわかるのだが・・・・
「あの木の傍に カリンズとグスベリがあったはず・・・・」
「手前がカリンズで奥にはグスベリが・・・・」
「赤く熟したカリンズと奥には色づいたグスベリ」
「カリンズは熟しているようだが、さてグスベリはどうかな・・・」
「熟したカリンズはとっても綺麗な赤・・・・」
「透明感のある綺麗な赤は まるで宝石のルビーようだ 」
「赤く熟したカリンズは早速 採取!!」
北海道ではカリンズと呼ばれるスグリ科スグリ属のフサスグリ。(ヨーロッパ原産)
北海道以外では、フサスグリ、アカスグリ、レッドカラント(red currant)などと
呼ばれている(らしい)。
近年ではフランス語由来のグロゼイユ(Groseille)と呼ばれることも・・・・
国内における産地は少なく 長野県のとある一部や北海道中富良野町のどっかの農場で
生産されている。
生食できるが ちょっと酸っぱい。 ・・・・でも それが癖になりそう。
果実は主に ジャムやジュース、果実酒などに利用され、時にはケーキやお菓子などにも
使われる。
まあ、宝石のルビーのように透明感のある美しい赤はケーキやお菓子にも映えるだろうし、
味覚においても その酸味がケーキやお菓子の甘さを引き立てる役目を担うのだろう。
グスベリ・・・
「色づき始めたグスベリが鈴なりに・・・」
色づき始めたグスベリを色々食べてみると そこそこ美味しいではないか・・・・
ん~、こりゃ 色づきの浅いのも採取してもいいかも。
「グスベリの木にはトゲがいっぱい、気を付けて採取しなければ・・・」
「これ位色づいたグスベリがいいのだが・・・」
北海道ではグスベリと呼ばれているが正しくはグースベリー(gooseberry)と言うようだ。
和名はセイヨウスグリ。 カリンズと同じくスグリ科スグリ属。(原産はヨーロッパと西アジア)
生果実として出回るのはほとんど無いようだ。
さて グミはというと・・・・
「グミの木、実は数えるほど・・・・」
「グミの実、なんか実りが全然少ない・・・・」
「赤くいろづいたグミの実、これも美味しそう・・・・」
グミはグミ科グミ属の植物の総称。
グミの実は甘酸っぱくて美味しいが、ポリフェノールの一種、タンニンを原因とした渋味がある。
私にはその渋味を含めて とても美味しいと思えるのだが・・・・
本日の収穫は
「採取したカリンズとグスベリ、グミの実」
「カリンズは大漁だ!」
「グスベリもそこそこ採取したかな?」
「グミの実はたったこれだけしか・・・・」
帰宅後は・・・・
「採取した果実をきれいに水洗い」
「カリンズ」
「余分なものを取り除いたこちらのカリンズは果実酒へ」
「こちらのカリンズは生食用に・・・・、その酸っぱさが病みつきになるかも」
「グスベリも果実酒用に余分なものを取り除いておく」
「グミの実はたったこれだけ。写真を撮ったらもう口の中へ」
カリンズ酒とグスベリ酒造り・・・ って容器に果実を入れてホワイトリカーを注ぐだけ。
「カリンズ酒とグスベリ酒、半年後にお楽しみ?」
「 カリンズ酒とグスベリ酒・・・、味や色合いはどうなることやら・・・・」
Posted by mmc1282 at
19:10
│山の恵みで果実酒造り
2024年07月05日
フライフィッシング 2024 ④ 7月の渚滑川で・・・
6月には2度ほど渚滑川で釣りをしたが いつになく釣果に乏しく、
釣れないことを理由に六月の中旬以降 しばらくは足が遠のいていた。
7月となり水位もかなり低くなったので 様子見を兼ねて渚滑川へ出かかることに・・・・
(心機一転、フライラインも新品に取り換えたゾ!!)
「水位が低下した渚滑川」
いつものように 鎮橋脇の通り道を下り 川岸へと降り立つ。
水量は少なく 水は奇麗だ・・・・、さて 今日の釣果はどうなることやら。
「川底の岩盤も顔を出し いくらか歩きやすくなった・・・・」
木々が水面へと張り出し 水位の下がった主流脇へとフライを流す・・・・
何度かキャストすると パシャリとフライを咥えて下流へと走る。(やったネ!!)
「ヒット後は下流へと・・・」
「釣れたのは尾びれの丸い 37センチほどのニジマス」
釣れたのは尾びれの丸いニジマス・・・・、どうやらニジマスが放流されたようだ。
ん~、どうなんだろう・・・・、 最近放流されたニジマスならすぐに釣られてしまうかも・・・・
で、その後はというと 元気なウグイが・・・・、なんともウザイ。
そんな中、めげずにキャストしているとヤマベ(ヤマメ)がヒット。
なんか久しぶり・・・・
「久々のヤマベ(ヤマメ)、20センチ」
去年まで普通に釣れていたヤマベだったのだが、今年はほとんどヒットもなかった。
そんな訳で これが渚滑川での初ヒットとなった。
今年の渚滑川がおかしいと思ったのはこういったヤマベやサクラマスなどの天然物が
少ないと感じているからだ。
いつもなら普通にヤマベが釣れ、時折魔が差したサクラマスが フライを咥えて下流へ走る。
ニジマスにいたっては 30センチ以下のチビニジも普通に釣れたのに・・・・
それが今年は無い・・・・
「おや! 上流に釣り人が・・・」
「どうやら あそこのプールで頑張っているようだ」
「残念ながらここのプールではヒット無し」
残念ながらいつものプールもヒット無し。
ん~、釣り人も多いし 釣れないのも仕方ないか。
それにしても ここまで来て釣れたのはニジマスとヤマベ二匹だけとは・・・・、なんとも釣れない。
「今年はこの先も見込みなし・・・・」
「放水口のプールでは・・・」
いつもなら眺めながら通り過ぎるプールなのだが、ちょっと今日は変わっていた
いつもと違うポイントでライズがあったので 訝し気にをキャストしてみた・・・・
すると一投目でヒット。ここではライズがあるもののドライフライで釣れるわけではないのだが。
なのに・・・
「釣れたのは尾びれの丸い32センチほどのニジマス」
釣れたニジマスの魚体を見て納得。これも最近放流されたものだろう・・・、たぶん。
放流されて日の浅いニジマスは どうも釣られやすい気がするのだが・・・
「最後の望み・・・、あのプールへ」
「濁りは無く 川底に2匹の魚体が見える・・・・」
川底には魚を確認することができるのだが 残念ながらライズは無し。
試しに何度もキャストを繰り返すもノーヒット。
「木々の真下、そこへフライを落とすと・・・・」
「35センチのニジマス、これも放流物かな?」
「岸際の浅い所を狙うと・・・・」
「やったネ! 43センチのニジマスだ!」
どうもプールエンドのゆったり流れる所よりも、いくらか流れのあるここら辺が釣れるみたい・・・
このニジマスも元気よく あっちこっちと走り回り、ずいぶんと楽しませてくれた。
魚体を見ると 胸鰭に異常があるものの尾びれは正常で おそらく去年あるいはそれ以前に
放流されたものだろう。
ヒレピンの元気のいいニジマスを釣りたいものだが 数か少ないかも・・・・
ま、ここしばらくは放流ものが釣れるだろう。もっともかなり場所に左右されるかもしれないが・・・
◎ 釣行 メモ
河川名 渚滑川(鎮橋上流) 最近ニジマスを放流したかも・・・
川の状況 水位は低く、濁りは無し
釣魚名 ニジマス(32~43センチ4匹)、ヤマベ(20センチ1匹)
フライロッド バッカニア フレイン入門セット BF8045-4S (8f 4P 4番)
フライリール アルファタックル ハマー 4/5 (ラージアーバー)
フライライン DT4F
フライ MCカディス(オリジナルドライフライ) #10
ネット ダイワ ワンタッチランディングネット(ラージ)