ベランダから見える桜の花は 強風に煽られて あっという間に散ってしまった。
もうそろそろ野山の木々が一斉に芽吹く頃・・・・
そんなことを考えながら紋別の小向へと向かう。
「ここのサクラもすべて散り、山の木々も芽吹きが始まったようだ」
三日ほど前(5日)の写真ではサクラが満開だったのに、今は葉っぱだけ。
木々の芽吹きも始まり、私の好きな草花もそろそろ咲き出す頃・・・・
「遥か遠くの丘の牧草地には車が・・・・・」
ここ小向に来るたびに いつも気になる風景がある。
遥か遠くの丘の牧草地に車が止まっているのだ。そう・・・全く動くことなく。
広い牧草地の丘の上に ポツンと車が一台。とても気になる・・・・
「望遠で覗いてみると・・・・・」
どうやら 軽自動車のようだ・・・・ 資材置場か何かに使っているのだろう。
「ここの木々はもう新緑に・・・」
木々が緑になると 気になることがもう一つ。
こんな暖かい日が続けば 丸太小屋の傍にある「ほだ木」のキノコが出てるかも・・・
「さて、シイタケは出てるかな?」
今はハウスの鉄パイプしか残っておらず、ほだ木の何本かは朽ち果てようとしている。
去年の5月にはシイタケを採取したが 秋は一本も出ることなく訝しがったのだが・・・・・
「シイタケのほだ木。 おぉ、シイタケ見っけ~」
「カサの大きさは500円玉ほど、出たぱっかりか・・・・」
「これからもっと大きくなり 他にもまだ出てくるはず・・・」
去年の秋は一本も収穫できずちょっと不安になったが、春は大丈夫みたい・・・・
ま、採取するのは早くても一週間後かな?
「さて、奥まで行ってアズキナでも探すか?」
ここ紋別地方でアズキナを探すのは極めて難しい・・・・
全くと言っていいほどアズキナが無いのだ。もちろんアズキナを知る人もほとんどいない。
それでも去年は僅かながら採取したので その場所へ・・・・
「作業道脇の笹薮にアズキナが・・・」
「ここのアズキナは出始めたばかり・・・・」
「今日食べる分だけを採取して 残りは来年のために・・・」
さっさと済ませたら、タランボ採りだ。
「あの松林の方へ・・・・」
「採取場所は三日前(5日)と同じ所だ」
「驚いた!! 三日ほど前はまだ硬い蕾だったのに・・・・」
「これ位のがちょうどいいかも・・・・」
「あっという間に成長しちゃった」
どうやら タランボは今がベストのようだ。一週間後にはもう伸びきってしまうだろう。
今日の収穫
「今日はタランボとアズキナ」
さて、帰ったら食べるために下処理を・・・・
「アズキナはおひたしに、タランボは天ぷらだ」
「んで、今日のオカズは・・・」
今日はタランボの天ぷらにアズキナのおひたし、アサツキの酢味噌あえ。
山わさびの醤油漬けもあるぞ。
なぜか最近はベジタリアン!、 やっぱりたんぱく質も欲しい!!
タランボ採りが終わると 次はウドとワラビなのだがそれまでにはいくらか間ある。
今の所 ウドもワラビも全く出ておらず 採取が可能になるのは今月下旬だ。
・・・・それまで どうしようかな?