ここ三日ほど天気のいい日が続き あちらこちらでもワラビが一斉に出始めた。
オジさんちの丸太小屋付近でも手軽にワラビを採取できるようになった。
「丸太小屋のある舗装された道路わきでもワラビとミツバが・・・」
「道路の左側にはワラビが・・・・」
「ワラビは一日で25センチほど伸びることもあり見つけるのは容易だ!」
「道路の右側にはミツバが・・・・」
「ミツバの傍にはポツンと一本だけワラビが・・・・」
「右側の一画(いっかく)はオジさんの所有地で林の中に丸太小屋がある」
舗装された道路と交差する一本の砂利道、そして以前 このすぐ上で熊と出会ったのだが・・・・・
今日は左の牧草地に牛が放牧され、牛たちはのんびりと草を食(は)んでいる。
で、私はオジさんの所有地でワラビ採りだ・・・・・
「ここにはワラビがいっぱい!!」
「採り頃のワラビがいっぱいだ!!」
「この場所ではまだまだワラビが出てくるのだろう・・・・」
15分ほどの時間でかなり採ったので車の置いてある丸太小屋へ・・・・
「おや、丸太小屋の前に木が置いてある・・・、なんだろう?」
「なんと 植菌したほだ木(榾木)ではないか・・・・・」
どうもオジさんが植菌した後寝かせているようだ。
ふと シイタケの原木を見ると・・・・・・
「原木に近づいて見るとシイタケが出いていた・・・」
「ワォ!! シイタケが出てる!」
「ん~、美味しそうなシイタケ!」
オジさんに許可を貰って すぐに採取だ。
「小さなものは残し あとは採っちゃお・・・・」
まさかここで生シイタケが手に入るとは・・・・・・
ま、ふつうキノコは年に一度だけ 秋に採れると思われているが、
シイタケは春と秋 年に二度収穫できるのだ。 (このことを知らない人が結構居るのでは?)
さて、今日の収穫は・・・・
「今日の収穫」
「なんたって 今日は生シイタケが嬉しい!!」
帰宅後はワラビのアク抜き、その方法とは・・・・
私が使用するのは炭酸水素ナトリウム、要は胃ぐすりだ。
「胃ぐすり(炭酸水素ナトリウム)でワラビのアク抜き?」
この炭酸水素ナトリウム(いわゆる重曹)は第3類医薬品、薬屋さんで手軽に買える。
胃薬でワラビのアク抜きなんて面白いかも・・・・・
「炭酸水素ナトリウムは二袋(3g×2)使用」
「アク抜きの前に不要な部分を取り除き よく洗っておくこと・・・」
「ワラビには熱湯をたっぷりと注ぎ 一日ほど放置」
「一日経つとほぼアクは抜ける(この写真は前回採取したもの)」
アク抜きした後は良く洗い 何度か水を取り替える。
そしたら、(私の場合)これまためんみ漬けだ。(めんみは適当に希釈)
「ワラビは適当な長さに切り タッパーでめんみ漬け・・・・」
「さて、シイタケはバター焼き?それともバター炒め? 」
めったに手に入らないシイタケ。
バターで炒めて チョロっと醤油を垂らせば おつなもの・・・・
5月で私の山菜採りも終わりとなる・・・・、次回はなにを採ろうか?