山菜採り 2022 ③ 今年2度目のアイヌネギ採り。滝上町の山奥にて・・・

mmc1282

2022年04月24日 19:47

今日も滝上町の山ん中でアイヌネギ採り。

いつもの所へと車を止め、ベルトには角鉈と熊鈴、ポケットにはいつもの山菜採りナイフだ。

そして、 コールドスチールのククリをそっと尻ポケットに忍ばせる・・・・・

さあ!! 今日もアイヌネギ採りだ!!

                         「さて、いつもの採取場所へと行くか・・・・」

                           「雪はかなり解け、この小さな川も増水している・・・・」

               「平地でも雪が解けて 歩くには笹薮がチョットばかり邪魔・・・・」

                                  「日陰の斜面には未だに雪が・・・・」

                              「おっ アイヌネギが出始めてるゾ!!」

                                「よく見ると 川岸にもアイヌネギが・・・・・」

                                  「採り頃のサイズがいっぱい・・・・・」

                                       「これもいいかな?」

                          「先週はまだ雪が残っていたのに・・・・」

                                   「平地でもけっこう出てるぞ!!」

      「たった一週間の間に 平地の雪も解けて一挙にアイヌネギが出始めたようだ」

川岸や平地でこの状況なら 南向きの斜面は・・・・・・

            「今日あたりは この南向きの斜面がベストのはずなのだが・・・・」

                               「おお、アイヌネギがいっぱいあるぞ!!」

ん~、いっぱいあるのはいいのだが どれも葉が開いている。

先週は少ししか採取出来なかったのに・・・・・

おそらく、最高気温が20度ほどに達した日が3日ほど続いたため 一挙に成長したのだろう。

んじゃ、葉の開ききったのは極力避け 食べ頃の物を・・・・・

                                 「これなんかいいかなぁ~」

     「どうも 葉の開いたやつばかりで 葉の開いていないアイヌネギは少ない!!」

葉の開いていないアイヌネギが少ないので、結局は葉の開いたものも採取することに・・・・・

ま、一番の理由は急斜面の昇り降りが辛くなったからなのだが。


今日はけっこう採取したのでもういいだろう。

                          「あとは 下に降りて休憩とアイヌネギの写真でも・・・・・」

                                            「ただいま休憩中」

んで、今日の収穫は・・・・

                            「先週の倍以上は採ったかな?」

今日の装備は・・・・

       「最近は熊の出没相次いでいるので 今日はコールドスチールのククリも・・・・」

帰宅後は・・・・

                                 「いや~、よく採ったな。」

どうやら、私のアイヌネギ採りはゴールデンウィーク頃まで続きそうだ。



恵庭を遠く離れて はや3年・・・・

今だから明かす恵庭千歳管内のアイヌネギ採取場所と採取時期

千歳川 - 採取時期は4月上旬から中旬頃まで

千歳川でのアイヌネギ採りは第一発電所から支笏湖にある第一発電所取水堰堤までの区間だ。

シーズン初めは日当たりのいい南向きの斜面で採取し、時期をずらして北向きの斜面を狙う。

また第一発電所近くで右から支流(名称不明)が流れ込んでいるのだが、

この支流とその両斜面(山肌)は穴場だ。

(で、一番の問題は谷間を流れるその千歳川へ どうやって降りるか、なんだけどネ!)

紋別川(千歳林道) - 採取時期は4月中旬、最上流(源流)は4月下旬まで採取可能かも?

千歳方面から千歳林道へと進入し、カーブの続く坂道を下るとそこは千歳川の支流、紋別川だ。

紋別川においてはその川沿いや松林の際(きわ)、などに点在している。

川の向こう側にもあるのだが 場所を選ばないと普通の長靴では渡渉できない。

紋別川に沿って走る千歳林道では 山の斜面やそれに隣接する松林の際(きわ)にもそれがある。

上流部では紋別支線林道(看板有り)に沿って紋別川が続き やがては紋別岳の裾野と繋がる。

このあたりから川岸や崖の斜面にもアイヌネギがあり、紋別支線林道を離れて流れる

源流域もアイヌネギがいっぱいだ。

千歳林道はというとカーブの続く坂道を登り、向こう側へと下れば

イチャンコッペ川の上流へと至る。

イチャンコッペ川(千歳林道) - 採取時期は4月下旬から5月上旬

イチャンコッペ川はえにわ湖に流れ込む漁川の支流で恵庭側からは

えにわ湖(道道117号恵庭岳公園線)の傍から千歳林道が始まる。

そこから千歳林道を5~600m進むと左右に道が分かれ、

右は茂一安林道としてやがて千茂林道とぶつかる。

左は千歳林道でイチャンコッペ川にそって走り やがて千歳方面へ・・・・

イチャンコッペ川では川岸や笹薮の中でも見つけることができる。

一番のおすすめは左側から流れ込む小さな沢とその両側の斜面だ。

時として本流(イチャンコッペ川)より多く採取できるかもしれない。

また千歳林道脇や左側の山の斜面でも採取できる。

上流部も同じで川近くの斜面(崖)や山の斜面、

左側から流れ込む沢やその斜面が有望だ。

イチャンコッペ川は千歳林道に沿って続くのだが、

上流域では右側にある千茂林道(看板有り)側へと向きが変わる。

この千茂林道の脇を流れるイチャンコッペ川でもアイヌネギを見つけることができる。

ただ この近辺での穴場はイチャンコッペ川ではなく、

直線状につながる無名川の川岸と左側の斜面、さらには斜面に続く松林の中だ。

そしてここが恵庭千歳管内で一番遅くアイヌネギが採取できる場所だ。

一方 千歳林道はこの名前の無い川の先端で急カーブし、

坂道を登り 穏やかな山の頂上へと続く・・・・

そして そこを下れば紋別川の上流域だ。

おそらく、ゴールデンウィークの頃はイチャンコッペ川上流部がベストかも・・・



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