生憎の天気だが 今日は連休最後のアイヌネギ採り。
場所はいつもの所より遠く、浮島トンネルの数キロ手前にあるクッタラショコツ林道だ。
「浮島トンネルの数キロ手前にあるクッタラショコツ林道の入り口」
「林道には未だに雪が残っている」
「ここの空き地に車を止めてアイヌネギ探しでも・・・・」
「雪が解けた平地ではようやくアイヌネギが・・・・」
「アイヌネギ見っけ~」
「ここでは山の斜面や平地でもアイヌネギが生えだした・・・・」
「これは採り頃のアイヌネギだ」
「雪の残る平地でもアイヌネギが出始めた」
「時期が早かったのかこんなアイヌネギが少しだけ・・・・」
「もう少しだけ先へ足をのばすか・・・・」
「ここで熊の足跡を発見・・・」
「まだ数時間も経っていないようだ」
そういえば 去年の今頃だったろうか、熊に襲われるという事件があった。
ちょっとばかり 不安になったので今日はこれで引き返すことに・・・・・
・・・・で、結局 帰り道に熊と出くわすことになった。
わずかばかりのアイヌネギを手に 林道を歩いていると 急な斜面で動くものがあった。
「あぁ、あんな斜面でアイヌネギを採ってる、危なくないのか?」
なんて思いながら近づいて見ると・・・なんと熊さんではないか。
「おや 熊さんも気付いたようだ。(ゴメン!手前の枝にピントがあって 熊さんはピンボケだ )」
私に気づいた熊はゆっくりと登り始めた。(オイ、そこ登るのか?)
で、熊は登れないのを理解したのか、途中木にしがみついてそこから動こうとしない。
「おい、熊さん! 落ちるんじゃないぞ。今その下の林道を通るんだから・・・・」
いや~、困った。 熊さんは動けない・・・、私はその下の林道を通りたい・・・・
しばらく悩んだ末、熊さんを睨みつつ、慌てず騒がずその場を立ち去ることにした。
そんなわけで 今日の収穫は・・・・・
「今日はこんなもん、しかたないか?」
ここクッタラショコツ林道のアイヌネギは出始めたばかりでまだ早かったようだ。
この分だと 来週あたりでも採集は可能だろう。(熊さんさえ居なければ・・・・)
時計を見ると10時を過ぎたばかりなのでいつもの場所へ行くことに・・・・
いつもの場所でアイヌネギ採り
「いつもの場所に着きました・・・・」
「さて さっさとアイヌネギを採ってお家に帰るか・・・・」
ここには何度となく通っているのでアイヌネギのある場所がわかっている。
今日ならば平地や北向きの山の斜面だ。
「川岸のアイヌネギも大きくなったようだ」
「こんなサイズがいいかも・・・」
「雪の残る北向きの斜面ではやっと出たばかりのが・・・・」
「太いのだけをいただいて 後はパス」
ここでの収穫は・・・・
「短い時間だったけどクッタラショコツ林道より収量は多いぞ!」
帰宅後は水洗いしたら めんみ漬けだ。
「んじゃ、さっそくめんみ漬けに・・・・」
今日の状況を考えると、いつもの場所やクッタラショコツ林道での採取は来週も可能かも?
木々の芽吹きが始まり タランボ採りの時期まではアイヌネギ採りでも頑張るかな。