都会では新型コロナウイルス対策のため 外出時は三蜜(密閉、密集、密接)を避けろだの、
外出自粛だのと叫ばれて久しい。 (感染は拡大しつつあるが・・・)
これらは感染予防として必要であるが いざという時に備えて免疫力を高めておくのも
一つの手ではないだろうか。
免疫力は精神的、心理的な要因でも変化するが、食物(栄養素)によって高めることが
できるので そのことに留意し 食事にも気を使うべきだと思う。
かく言う私は、人と密集密接することのない大自然の中で 免疫力を高めてくれるであろう
山わさびやアサツキ、アイヌネギ(行者ニンニク)を ただひたすら採取するのである。
これはある意味 食料の調達なので これらの外出も許されると思う。
まあ、「コロナウイルスの感染対策」を怠ることなく「山菜採り」を楽しみたいだけなのだが・・・
そんな訳で今日もアイヌネギ採り、じゃなくて 週に一度の食料調達だ。
オホーツク海沿いの紋別市は4月になってからも寒く、最高気温も5度を下回っていた。
今日はかなり暖かくなりそうなので 少しばかり早出した。
場所は前回と同じ紋別郡滝上町の山奥。
「寒い日が続き 雪解けは遅々として進まない・・・・」
「反対側の上流を眺めてもそれは変わらないようだ・・・・」
右側の木立の中に林道らしきものがある。
その固く締まった雪道を50メートルほど進むと・・・・
「夜は氷点下まで気温が下がるので雪に埋まることなく先へ進める・・・・」
「おや？ どうやら先客がいたようだ・・・」
この時期 笹は雪の下。
今のところ全方向の視界が良好なので 黒くて4本足で動くものがあればすぐに分かる。
もちろん 相手も私に気づくはずだ。 鈍感なヤツ以外は・・・・・
いずれにせよ、山へ入った時は細心の注意が必要だ。
「9日に降り積もった雪もすっかり解け 天気も良好・・・」
ここは国道から3～400メートルほどしか離れていない。
で、一番つらいのがこの山の斜面を上り下りしてアイヌネギを探すことだ。
「山の斜面には作業道？が2～3本ほどあり休憩や移動には都合がいい 」
9日に降り積もった雪もすっかり解け アイヌネギ採りにはもってこい！！
「前回よりチョットだけ成長してるかな？」
「まとまって生えていたら楽なのだが・・・・」
「今のところ 小ぶりのものばかり・・・」
「寒い日が続いたせいで成長が遅いようだ・・・・」
今日の収穫は・・・
「成長が遅れているようで 今回も小ぶりのものが多い」
今日は前回よりもかなり多い。
サイズ別に綺麗に並べて写真を撮ろうと思ったのだが 量が多すぎて途中で諦めた。
今日は暖かかったので ここらで遅い昼食をと 車に戻って準備に取り掛かる。
「今日のお昼はアイヌネギ入りマルちゃん塩ラーメン」
「アイヌネギ入りマルちゃん塩ラーメン できました。」
採ったばかりのアイヌネギをたっぷり入れて 野外で食す。
ん～、やっぱり美味しい！！ マルちゃんの塩ラーメン。(そこか・・・？)
なんたって 道民のインスタントラーメンといえばマルちゃんの塩ラーメンだ。
(もちろん 異論は大いに認める・・・・)
私のランキングでは その次がサッポロ一番塩らーめん、3位はサッポロ一番みそラーメンで
4位がマルちゃんみそ味ラーメンだ。
醤油味はランク外、っていうか まったく食べたことがないのだ。
たかがインスタントラーメン、されどインスタントラーメン。大いにこだわるべし。
やっぱし、食後はコーヒー。(インスタントコーヒーだけど・・・・・)
暖かな日差しの中、ゆったりと昼食とコーヒーを楽しんだら 撤収して帰宅だ。
まあ、次回もここでアイヌネギ採り なんて考えている。