盆休み。
それは多くの人々が故郷へと帰省する。
そして 私もまた 年老いた母の住む紋別へと・・・・
十本の指では足りないほど繰り返してきたた帰省という名の私の旅・・・・
年老いて気弱になった母を見て私は想う。
この旅があと何年続けられるのだろうかと・・・・
さて、今回は滝上町を流れる渚滑川だ。
ここ渚滑川で釣りをするのは三年ぶり・・・・
今年は天候に恵まれ 川の水は濁りもなく良い釣りが出来そうだ。
(帰省する度にこの川を見ているのだが昨年一昨年と雨による増水濁流で釣りが出来なかった)
さっそく 国道273号脇の鎮橋駐車場に車を止め釣り支度・・・・
(駐車場にはすでに３台ほど車が・・・・)
国道を横切り川岸へと降り立つ。
「ここから上流の川底はほとんどが岩盤だ・・・・」
国道に架かる鎮橋から上流はほとんどが岩盤で幅いっぱいに川面が広がる。
ただ流れの主流は右側で川の中央や左側は水深が浅い。
狙うポイントは 岩盤の割れ目や段差の部分・・・・・
先行者がいない場合は水深が浅く緩やかな流れでもそこに潜(ひそ)んでいる時もある。
ま、とりあえず川の中央、または中央左側を歩きながら手際よくキャストを繰り返す。
先行者がいなければ魚の出は良いはずなのだが・・・・・
なんとか18センチくらいのヤマベと30チョイのニジマスが2匹ほどヒット。
「ここでは左側に幅2メートル位、水深1メートル位の溝が数メートル続く・・・・」
水深があるこの溝？の部分にキャストすると一発でヒット。
40センチくらいだったろうか。
ここに来る途中にはプールがあるのだが そこでは一匹もヒットなし。
「こりゃ、カラフトマスが入ってるな」と思った刹那、そいつが水面に背びれを出した。
ん～、カラフトマスが入っているならもうプールでのヒットは望み薄・・・・
潔(いさぎよ)く諦(あきら)めた。
「左の建物の下には放水口があり、そこから渚滑川の流れが・・・・」
建物の下方には放水口があり、そこから渚滑川の流れが始まる。
じゃあ、建物の向こうの流れは何かというと・・・・・
サクルー川。
つまりここは、サクルー川と渚滑川の合流地点。
で、ここのプールは？というとまったくのヒットなし。
しょうがない、もっと上流へ・・・・
まだまだ岩盤が続くサクルー川へ。
「サクルー川も岩盤が続く・・・・」
どうやら先行者はいないらしく魚のではいい。
流れが穏やで水深のあるプールからは40センチほどのニジマスがヒット。
時にはガパッと突然フライを咥え、
時にはゆっくりと本物かどうか確かめるようにフライを咥える。
このサクルー川ではニジマスやヤマベほか 今日は20センチほどのアメマスもヒット。
私はこのサクルー川が気に入っている。
なんと表現すべきか・・・・・
川の雰囲気？その環境と風景？そんな感じかな。
さて 今日はこの辺で切り上げるか。
釣った魚の写真と釣った情景を思いながら・・・・・・
「鎮橋にある看板(案内)」
本日の釣果。
(今回はメジャーを忘れたので計測不能)
「放流物だろうか?尾が丸くなっている・・・・」
「まずまずのサイズ？」
「ここのニジマスは色がいい・・・・」
今年はこれでおしまい。
紋別への帰省と渚滑川への釣り旅・・・・・
状況が許せばまた来年もここを訪れることになるだろう。
最後に・・・・
この渚滑川のキャッチアンドリリース区間はよく整備されている。
駐車場を確保し、案内の看板をたて、そしてニジマスの放流。
これは非営利活動法人である「渚滑川とトラウトを守る会」の賜物であろう。
◎ 釣行 メモ
河川名 渚滑川 (上流はサクルー川？)
川の状況 水位は平常？
釣魚名 ニジマス ヤマベ(ヤマメ)
釣果 ニジマス12匹？ ヤマベ2匹
フライロッド ティガ フライフィッシングセット エブリマン 8005-4 (8f 5P 4番)
フライリール アルファタックル ハマー 4/5 (ラージアーバー)
フライライン ＤＴ４Ｆ
フライ ドライフライ カディスパターン(＃10)
ネット ダイワ ワンタッチランディングネット(ラージ)