山の幸を求めて(山ぶどう、コクワ、マタタビ) - 果実酒造り 2015 プロローグ

mmc1282

2015年10月04日 21:27

 朝の天気予報では曇り一時雨・・・・

 それでも 落ち葉が舞う前に今一度釣りがしたい。

 そんな思いで沙流川水系へと国道274号線を走る。


 紅葉山から日高町へ向う道すがら 国道脇の樹木には

 赤く紅葉した山ぶどうの葉や黄色くなったコクワの葉が見える。

 注意深く観察するとそれらの果実を見つけることも可能だ。

 (道路脇や川岸にあるものは日当たりがよく甘いんだろうなぁ~)


 沙流川 到着。


                  「橋の上から川を眺める」

 なんと、川は増水、濁りあり・・・・


                        「増水、濁りあり」

 一応、それなりの身支度を整え いざ、キャスト。

 釣れない、さっぱり釣れない・・・・

 20分続けたが、まったく釣れない。

 (釣りにならねぇ~)

 フライのキャスティングだけで本日の釣り?は終了。

 ま、いっか! こんな時もあるさ。

 で、周りを見渡せば 川岸近くの林には 山ぶどう、コクワ、マタタビが・・・

 しかも 手の届くところに・・・・

 という訳で、今日のブログのタイトル

 「山の幸を求めて(山ぶどう、コクワ、マタタビ) - 果実酒造り 2015 プロローグ

 (ちょっと長い前説になってしまった)



 コクワの現況


                「手の届くところにコクワが・・・」


                    「完熟ではないが食すことが出来る」


           「赤みがかったものは少しばかり味が落ちるようだ」


              「種子の並びはキーウィとまったく同じだ」

 今の状況でもそれなりに美味しいのだが、完熟したものにはかなわない。

 やはり 完全に熟さねば甘い匂いや味はおちる。

 (熟していないものは甘い匂いはしない。)

 完全に熟すのは10月中旬あたりかな・・・・


 果実酒(あるいは生食)にするなら 甘い匂いを放ち、

 味もキーウィと同じで 完熟したものを選ぶべきだ。 (と、思う)



◎ コクワについての雑学

     ◦ コクワとはサルナシ(つる性落葉植物)の果実をいう。
       (つる性落葉植物→学術的には落葉蔓性木本と表記される)

   ◦ サルナシはマタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本で
      雌雄異株または雌雄雑居性である。

    ◦ 動物の果実摂食による種子散布を目的として
      完熟した果実は甘い芳香を放つのでは、と考えられている。



 山ぶどうの現況


                「この山ぶどうも手の届くところに・・・」




                   「山ぶどうも鈴生りだ」

 今の時期でも食すことが出来るが やはり10中旬あたりが望ましい。

 山ぶどうはジュースなどに・・・・


 マタタビの現況





                「熟すのはまだまだ先のようだ」


 私の作るマタタビ酒は完熟したを使用している。

 その理由は美味しいマタタビ酒を飲みたいからだ。

 本来、マタタビ酒は虫えい果(虫こぶ)を使用するのだが、

 私の知る限りでは見たことが無い。

 (おそらく、北海道には虫こぶを作る昆虫がいないのであろう)

 よって、完熟しオレンジ色になったマタタビを採集する。

 (当然、薬効は期待していない)


 今日の時点でも果実酒を作るのは可能だが、あえて私は完熟したものを選びたい。

 いずれにせよ、私の果実酒造りは10月中旬あたりだろう。


 その前にもう一度だけ釣りがしたいのだが・・・・・

 来週は行けるかな?




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