私のアウトドア包丁 - クリーバーナイフ及びブッチャー、ペティナイフ

mmc1282

2024年04月14日 19:33

四月も中旬となりこれから山菜採りやキャンプ、釣りと野外での活動が始まる。

今は そのための道具などを購入したりして 今年のシーズンに向けて ひそかに準備中だ。

で、先月 アウトドアで使用するための包丁を手に入れたので 紹介しようと思う。

もちろん、包丁としての用途以外も視野に入れて3本ほど購入した。

価格は2099円~3200円で、中国製の低価格の物だ。

ただ、ハンドルはそれなりで アウトドア包丁として使うにはあまりにも酷い。

なので 私の使いやすいようにハンドルを加工自作してみた。

それも併せて紹介しよう。

      「3月に購入した包丁・・・・右からクリーバーナイフ、ブッチャーナイフ、ペティナイフ」

                     「クリーバーナイフ、ブッチャーナイフ、ペティナイフ



・HIROSHI 高炭素ステンレス鉈 3,980円  (クリーバーナイフ)

                      「本来はクリーバーやチョッパーなどと呼ばれる包丁」

サイトではステンレス鉈と謳(うた)ってはいるものの 本来はクリーバーやチョッパーなどと

呼ばれるタイプの包丁(ナイフ)だ。

(パッケージには「多用途包丁」と明記してあるのに・・・・)

                               「クリーバーナイフ・・・・、骨切包丁だ。」

全長約33cm 、刃厚5.0mm、 重さは566gほど、

鋼材は5Cr15Movステンレス鋼が使われているようだ。

定価だと3980円なのだが、私は中古品(Amazon アウトレット)を3200円で購入。

おそらく 訳アリで返品されたもの思われるが 私はブレード(刃体)が欲しかったので、

迷わず中古品の方をポチってしまった。

                      「刃厚は5mmで かなり重い・・・・、やはり骨切包丁か」

                          「まさしく 包丁の柄(ハンドル)ではあるのだが・・・・・」

なんとも重い包丁(クリーバー)なのだが、この柄(ハンドル)はチョット醜い。

降り下ろした時にスッポ抜けしずらくしなければ・・・・



・Utaki ボーニングナイフ 3,200円 (これはボーニンクナイフではなく、ブッチャーでは?)

                  「とりあえず 私はこれをブッチャーナイフと呼ぶことにする・・・」

全長30cm、  刃厚4mm(実寸3mm)、  重さは372g、鋼材はCr15Movステンレス鋼だ。

実のところ この手の包丁には色々な呼び名がある。メーカーによってさまざまだ。

例、ブッチャー、チョッパー、クリーバー、三徳、中華包丁、はたまた野包丁など・・・

                   「サイトの商品説明には刃厚4mmとあるが実際には3mm」

商品説明では刃厚4mmとあるが実際には3mm。

私にとっては この3mmという厚さがベストだと思う。

薄い分だけ軽くなり、包丁としてもかなり使い手がありそうだ・・・・

               「ん~、なんでソングホールのためにハンドル材がハンパなんだよ 」



・VGTEN ナイフ 2,099円 (ペティナイフ)

             「ん~、誰が何と言おうとまさしく ペティナイフ。  デザインも秀逸だ。」

全長210mm、刃厚4mm、重さ217g、 鋼材は5Cr15Movステンレス鋼。

こんな小さな包丁(ペティナイフ)で なんとは刃厚は4mmもある。

この秀逸なナイフデザインで4mmの厚さなら アウトドアでも活躍するのでは・・・・

                         「このペティナイフの刃厚は4mmと 厚め・・・・

        「ペティナイフにゴツイハンドル材、で なんでソングホールのためにハンパなんだ。」

正直な所 ソングホールのためにハンドルがハンパなのは不満だ・・・・

包丁にソングホールは不要だし、ハンドルはキッチリと取り付けるべきだ。


良きグリップのためにハンドルの加工、自作

                      「アウトドア包丁のハンドル材(木材)を取り外すと・・・・」

                 「木材はウォールナット(クルミの木)、アルミ棒4mm、5mmなど・・」

ハンドル材はアマゾン木っ端クラブからウォールナットを購入。

サイズは 厚み約11mm×幅約120mm×長さ約400mm、価格は900円。

ん~、送料が850円とは・・・・、高い。

アルミ棒の4mm、5mmは近場のDCM(ホーマック)で購入。



まずはクリーバーナイフから・・・

                   「タング(刃体の握る部分)はグラインダーで削ってある」

                                 「ハンドルに使う木材を大まかに成形」

               「接着剤を塗り、刃体と張り合わせた後アルミのピンを打ち込む」

元はフルタングだったのだが、これではフルタングに近いハーフタングだ。

ま、強度的には全く問題ないだろう。

                      「サンドペーパーで成形し、最後は2000番で仕上げる」

                                   「私のグリーバーナイフが完成」


次はブッチャーナイフ

                「このブッチャーナイフのタングも グラインダーで削らなければ・・・・」

       「ハンドル材の取り付けはクリーバーナイフと同じで 取り付けた後に成型する」

                「もっとも扱いやすく 手にもなじむブッチャーナイフが完成」


最後はペティナイフ

           「なんとも 見れば見るほど秀逸なデザイン。私はこの形状に惚れたのだ・・・」

   「ハンドルの厚さは気持ち薄めにし カーブは緩やかに・・・、そして手には馴染みやすく・・・」

                    「これですべてのハンドルが完了、握り心地も最高だ。」

                           「私のアウトドア包丁が出来ました。」

                          「これが私のアウトドア包丁三本セット?」

これで私のアウトドア包丁が完成。そこそこ良い物を手に入れたもんだ。


そう言えば、私には昔から気になっていた包丁があった。

(沖縄の宜野座村にある「カニマン鍛冶工房」だったかな・・・)

それはシンプルな造りでありながら 刃体や柄(ハンドル)は無骨でワイルド、

野趣にあふれた なんとも味わい深い造形だった。

私から見ればこれぞ「アウトドア包丁」、いや「野包丁」と言えたのだが・・・・

ま、実際には伝統的な刃物で「島包丁」と言うらしい。

以前はブログもやっていたようだが・・・・

(ごめん、今でもブログは存在するけどここ数年は更新していないようだ。)

興味のある方は「カニマン鍛冶工房」「島包丁」で検索を・・・・


さて、今回は私のアウトドア包丁を紹介したが、

近いうちに木鞘でも作って野外へと持ち出そうではないか・・・・・・



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