漸(ようや)く紋別でもサクラが咲き始めた。やっと桜前線が到達したのだ。
団地の中庭にあるサクラはあっという間に満開となり、
あの場所の桜も 濃いピンク色の花を咲かせ始めている。
「おお~、サクラの花が・・・・」
「白いコブシの花とピンク色の桜の花、松の木に寄り添い今が最高の時・・・」
桜が咲き始め、山の木々も少しばかり緑が増えた。
桜が散る頃には 木々の芽吹きが一斉に始まり、あっという間に新緑の季節だ・・・・
ん~、そう・・・・ タランボが採れるまでもう少しだ。
「ここの桜ももうすぐ咲き始めるはず・・・・」
で、その前にだ・・・・。 桜が咲けばアイツが顔を出すのだ。
近年とても人気のアイツ、アミガサタケだ。
「木々の芽吹きはまだ始まらず 林の中は日が差してとても明るい」
「オジさんとこの丸太小屋・・・、その裏庭にアイツが・・・」
近年 話題となることの多いアミガサタケ・・・・
春に採れるキノコとして、はたまた有名な高級食材モリーユとして人気急上昇。
ま、実際の美味しいかどうかは料理の腕次第なのだが・・・・・
「アミガサタケ出たど~!!」
「出たばっかりのアミガサタケ・・・、とっても ちっちゃいゾ!!」
「こいつはデッカイ アミガサタケだ~」
「愛用のナイフで、 アミガサタケを頂いちゃお・・・」
「アミガサタケは枯れ葉と同色・・・、時折見逃すことも・・・・」
「ありゃ~、高級食材のアミガサタケふんじゃったよ、 こりゃだめだ!!」
「ま、やっぱりアミガサタケは少し変わってるよね・・・・」
「この地にはポツンポツンとアミガサタケが・・・・」
「アミガサタケの生息条件は不明、未だ推測の域を出ない・・・・」
「この場所でアミガサタケを見つけたのは単なる偶然かも?」
「ここには同一種のアミガサタケが・・・」
「アミガサタケとスミス&ウェッソン CKG108 エクストリームOPS」
「ん~、これが最後アミガサタケになるかな~」
今日の収穫・・・
「ん~、採ったど~!! 全部で20本ほどのアミガサタケ」
おっと、忘れていた。実をいうと春のキノコにはもう一つある。
それはシイタケだ。まだ出たばかりで小さい物ばかり・・・・
「こちらの原木はすっかり朽ち果て 今年は1本もシイタケは出ていない」
「シイタケも出始めているのだが・・・、まだまだ小さい」
「今年の春はシイタケが大量に採れそうだ!!」
ま、アミガサタケが終われば すぐにシイタケだ!!
とりあえず、採取するときはオジさんに電話で許可を貰わねば・・・・
今後 桜が散り 木々の芽吹きが一斉に始まれば 山菜採りに忙しい時期が来る・・・
タランボ採って、ウド採って、他にはワラビやセリなんかも採りに行かねば・・・・
ああ!!、どうしよう。 野に咲く花たちも咲き揃う頃だ・・・・。これからも忙しくなりそうだ!!
追伸、 帰宅後・・・・
「まずは 丁寧に水洗いして・・・・」
「毒消しのために必ず茹でこぼすこと・・・、これが条件」
「茹で上がったら ザルの上に並べて天日干しだ!!」
これでいつでも料理ができる。
後はゆっくりレシピなんぞ考えなくては・・・・・