今日は朝から快晴、穏やかな一日となりそう・・・・
んじゃ、近場の野山に山ブトウとコクワでも採りに行こうか。
・・・・となれば千歳林道だな。
まずは恵庭岳公園線を漁川浄水場への坂道をのぼり市営牧場へ
後は雄内林道を経て千歳林道を探索・・・・
そして出口は恵庭湖かな。
「市営牧場へ行く途中で見た風景・・・」
時刻は8時を過ぎたばかりだというのに日陰には霜が融け切らずに・・・・
そして、陽だまりには もう11月だというのにまだ緑が残っている。
「ん~ それにしても今日はいい天気・・・・」
広葉樹の多くは葉を散らし、エゾカラマツは黄色く色づいている。
「千歳林道脇には紋別川・・・・」
林道脇に目を凝らすと そこには山ブドウやコクワ、マタタビが・・・・・
「ん~ 残念、高くて手が出せない・・・」
「ま、手のどとく所にもあるのだが・・・・」
「このマタタビはほとんど完熟・・・・ 食するには最適」
「こちらのマタタビはちょっと小粒・・・・」
完熟したマタタビは小鳥たちのエサ・・・・ オレンジ色に惹(ひ)かれるのだろうか?
(ま、完熟したマタタビは人が食しても美味しいと思うのだが・・・・)
「山ブドウもそろそろ食べごろかな?」
「場所によっては大粒ものも・・・・・」
山ブドウやコクワは今が最適・・・・
葉の落ちたこの時期は見つけるのが簡単で 食しても とても美味しい。
そして 何より 私はその甘い香りが大好きだ。
(もっとも その甘い香りは熊さんたちにも好まれているようだが・・・・)
「林道脇の松林に紅葉した木が一本・・・・」
「この小高い山々の向こう側は恵庭、終点は恵庭湖だ。」
「途中の松林でコクワを見つけた・・・・」
「ウヒョウ~ コクワが鈴生りだ~!!」
「蔓を引っ張れば採り放題・・・・」
んでもって 今日の収穫は・・・・
「今日はこんなもんかな~」
この時期 コクワは甘い香りを放ち 食べてもとても美味しいく、
山ブドウのほうは酸味が薄れ 甘みが増しているようだ。
「この先は千歳林道の出入り口、あの赤い橋は恵庭岳公園線だ」
さあ、これで今日はお終い。
・・・・・と思ったが、今年の春先 山菜採りに来た時のことを思い出した。
そう、あれは4月の末だったろうか・・・・
アイヌネギ採りにこの漁川某支流に来た時 私は小さなニジマスを何匹も見たのだ。
ならば 仕舞い切れずに 車に積みっぱなしの釣り道具で・・・・・・・
そんな訳で チョットだけ後戻り・・・・・
いざ 漁川某支流。
「漁川のとある支流にて・・・・」
「それはそれは とても小さな河川・・・・」
私にとって初めての川。
それはそれは とても小さな河川、周りは笹薮に木立・・・・・
魚が居るとしても 釣れるのだろうか?
それは私の杞憂だった・・・・・
ティペットに10番のドライフライを結び ロッドティップから10センチほどフライラインを出す。
そして テーパーリーダーだけで緩やかな流れへキャスト・・・・
小さな流れから小さなニジマスがゆっくりとフライを咥える。
あれ? フッキングしない。(フライが大きすぎだよね・・・ うん、分かってるんだ。)
それでも 生息数は多いらしく 何匹もゲット・・・・
それでは その証拠の一部を紹介しよう。
「23センチのニジマス」
「18センチのニジマス」
「25センチのニジマス」
と まあ こんな感じで20センチ前後のニジマスが短時間で21匹。
おそらく この小河川は種川なのだろう・・・・
春先の山菜採り時期にはけっこうカップリング(ペアリング?)していたし・・・・・
とりあえす ここは秘密。そして釣行としてはノーカウントとするか。
とりあえず これで今年の野遊びは終了かな?